能登半島 七尾市 / 和倉温泉 で開催
石川県七尾市にて、浅麓コミュニティカレッジの合宿を実施しました。
浅麓コミュニティカレッジとしては、昨年9月以来1年ぶりとなる能登訪問。個人ではそれぞれ能登を訪れているものの、今回の合宿は特別な意味を持つものでした。
主な目的は、能登半島地震からの復旧状況を自分たちの目で確かめること。そして、現地を訪れることで少しでも地元の力になれたらという思いからです。
また、国指定重要無形民俗文化財「お熊甲祭り」に参加し、地域の方々の祭りにかける熱い想いに触れることも、大きな目的のひとつでした。
| 開催日 | 2025年9月19日(金)~9月21日(日) |
| 合宿場所 | 石川県 七尾市 (宿泊:和倉温泉/ 多田屋) |
| テーマ | 能登の祭り/能登の想いに触れる |
| スケジュール | ■初日:9/19(金) □七尾市内 復旧の様子 集合 16:00 七尾駅前 一本杉通り散策 仮説商店街 一人一花 in 能登半島 合宿始まりの時間 和倉温泉散策 ■2日目:9/20(土) 集合 5:00 神様が上陸される神事の見学 お熊甲祭り 参加 (場所:七尾市中島町) お神輿担ぎ 奉幣式 例大祭神事 お練り神事、島田くずし披露 ■3日目:9/21(日) 集合 9:30 七尾城祭り 散策 合宿全体を通しての振り返り 解散 14:00 |
| 参加人数 | 9名 |
能登合宿 ご報告
9/19~9/21の二泊三日の合宿となります。初日は、七尾市内散策。2日目は、今回合宿のメインイベントとなるお熊甲祭りへの参加、3日目は七尾城祭り散策などを実施。下記に概要を記載します
初日:七尾市内散策(能登震災 復旧の様子を確認)
七尾の中心地となる、七尾駅前の一本杉商店街を散策。昨年2月に最初に被災地を訪れた時に歩いた場所でもあります。当時の空き地が仮説商店街へ。また被災宅が「一人一花 in 能登半島」の舞台に生まれ変わっており、そこだけ見ても、この1年での大きな変化を感じました。
散策の途中で、買い物などもさせて頂きました。また一人一花の広場では、井戸水をジョウロに入れ植物へ。
その後は、今回の合宿への想いを記載して、合宿スタートです。



2日目:お熊甲祭り @中島町
1,000年の歴史を持つ、国指定重要無形民俗文化財・枠旗行事「お熊甲祭り」(おくまかぶとまつり)に参加させて頂きました。
この祭は大陸の渡来神を祀る久麻加夫都阿良加志比古神社(くまかぶとあらかしひこじんじゃ)の大祭で、毎年9月20日に行われることから、“二十日祭り”とも呼ばれとの事です。
当日は朝5時に集合し、中島町瀬嵐へ移動。5時半の夜明けとともに、神様が上陸される神事を見学しました。
その後、小牧白山社(七尾市中島町小牧ユ53)に集まり、全員が法被に着替え祭り会場に集まります。私たち含め19の末社が8時から熊甲神社を目指して次々に出発しました。
当日は午後から大雨の予報通り15時頃から激しい雨に。しかし参加する19の末社は風雨をものともせず、制限時間いっぱいに祭りに集中。1,000年もの間、受け継がれてきた理由が少し分かった気がします。一日を通して祭りに参加させて頂いたことで、能登の方々の祭りに対する熱い想いが、ひしひしと伝わってきました。
浅麓コミュニティカレッジのメンバーは地元の者ではなかったのですが、神輿を担がせて頂き感謝申し上げます。貴重な経験となりました。肩や足腰の痛みも、今ではいい思い出です。



最終日:七尾城祭り
最終日は、七尾市内に戻り、七尾城祭りを散策。七尾城本丸も見学させて頂きました。
七尾城は、日本五大山城のひとつで、室町時代に畠山氏が築城し、戦国時代には上杉謙信の攻撃にも耐えた「難攻不落」の城との事。
お祭り会場では、太鼓の舞い等のイベントあり見学。その後で七尾城史資料館、七尾城本丸を見学させて頂きました。七尾の歴史を学ぶ事ができ、有意義な時間を過ごせました。
最後は、合宿全体を通してのフィードバック会を行い、今回の合宿終了です。

能登合宿 参加者の想い
能登合宿に参加された方々の感想を記載いたします。ご確認下さい
坂本 那香子 (コミカレ発起人)
1000年をつなぐ肩の記憶
「1000年続いてきたこの祭りを、これからの1000年にもつなげてほしい」という思いで
した。
最初は、見学しながら少しお手伝いをするだけのつもりでした。けれどその場の熱に引
きこまれ、気づけば女性だけのチームで、人生で初めて私も枠旗を一緒に担いでいまし
た。
肩に食い込む枠旗の重みが時によって変わること。
掛け声をそろえると、なぜか少し軽くなること。
雨が降ろうと、なされるべき神事があること。
その一つひとつに、人の力と祈りの形がありました。
今、能登の人たちはきっと大変な時期を過ごしていると思います。
震災直後の、張りつめた空気の中で必死に立ち上がろうとしていた日々を経て、いまは
現実の重たさが、静かに肩にのしかかってくる頃ではないでしょうか。
それでも、あのお祭りの力強いリズムのように、人と土地がともに灯し続ける力を信じ
たい、と改めて思いました。
1000年という時間は、遠い過去のことでも未来のことではなく、こうして誰かが担いだ
重みを、次の誰かが受け継いでいくということなんですね。
その肩の記憶を、今回、私も枠旗を一緒に担ぐことで、少しだけ分けてもらった気がし
ます。本当にありがとうございました。
他のメンバー
早朝、集合場所にいったら、手違いか何かで神輿を担ぐことになっていてびっくり??
期せずして、神輿担ぎ初体験。神輿はそれなりに重くて決して担ぐのは楽ではなかった
けれど、得難い体験でした。野崎
下記は、想いを手書きで送って頂きました。




