2024年度最終プログラム:「2024年度修了式」を実施しました
6月からの半年間のプログラムを経て、ついに今年度も浅麓コミカレの修了式を迎えました。
会場は、明治26年(1893年)に「大沢尋常小学校」として開校した旧大沢小学校の図書室。擬洋風の校舎という特別な空間をお借りして、童心に戻りながら、みんなで一緒に楽しいひと時を過ごしました。
さて2024年度本開校の振り返りです。
6月には「地域と出会う」をテーマに軽井沢ライジングフィールドで開校式を実施。7月には「仲間と出会う」をテーマに、小諸の脇本陣の宿、粂屋で合宿を実施しました。さらに8月には、「多世代と出会う」をテーマに、軽井沢高校学習センターで開催された「ごちゃまぜ体験会」、そして9月の能登合宿では、「もしも、今、あなたの住んでいる場所で災害が起きたら」をテーマに現地を訪問したらなんと豪雨に見舞われ、皆で肝を冷やした経験もありました。そして10月には、小諸の文化交流拠点「まちタネLABO」で「もしも発表会」を開催し、さまざまな出会いや経験を積み重ねてきました。
そして今回の修了式です。
まずは、今年度3回以上浅麓コミカレのイベントに参加されたメンバーが、印象深かったエピソードを振り返り、自身の物事の考え方や行動、他者や地域との関わりにどのような変化があったのか、発表を行いました。
また、7月の会で初めて体験した「モルック」を見ていた参加者の何気ない一言「大人が路地裏で遊んでいる」をきっかけに、なぜか缶蹴りというテーマで8月の会は盛り上がり、その後10月の会で更に企画が進んだ「現代版缶蹴り」を、今回の修了式で皆で実践。
缶蹴り、懐かしいですよね? 大人も真剣に楽しくゲームに参加(微笑ましい雰囲気でした)。会場である佐久市の有形文化財「旧大沢小学校」の雰囲気も相まって、忘れられない時間でした。
今回、このような素敵な場所でのイベント開催の実現に向け、ご尽力頂いた旧大沢小学校保存会や、さくさぽ(佐久市市民活動サポートセンター)の皆さんなど、多くの方のご協力を頂きました。本当に有難うございました。
タイトル | 浅麓コミュニティカレッジ「2024年度終了式」 |
開催日 | 2024年11月4日(月・祝) 10時~16時 |
開催場所 | 佐久市有形文化財「旧大沢小学校」2階図書室 佐久市大沢 789-1 |
スケジュール | 2024年11月4日(月) 10:00-10:30 オープニングと自己紹介 10:30-10:40 学長挨拶 10:40-15:30 個人発表とフィードバック ※3回に分けて実施 12:00-13:00 ランチタイム 13:30-14:40 現代版缶蹴り 15:10-15:30 クロージング 15:30-16:00 建物のご案内と、感謝を込めての施設掃除 |
運営協力費 | 1,006円(学生は無料) お弁当付き: +1,000円 |
オープニング(これから開始です!)
参加者がそれぞれ簡単にチェックイン。そして大学生の学長(荻原蓮さん)による挨拶で、本日の修了式は開始しました。学長さんは、今年度の本開校では、学業が忙しい中でも、世代を超えてみんなが繋がれる様に行動され、それによって多くの学びを得られたとの事で嬉しいです。
現代版の缶蹴り(世代を超えて、みんなで楽しもう!)
昔懐かしい缶蹴り。8月に別イベントにて缶蹴りの検討チームが結成され、まずは缶蹴りの歴史、現状などを調査。そして「すべての世代が楽しく遊べる」ように独自のルールを検討され、今回の修了式で皆で実践しました。エリアは大沢小学校の敷地内。独自ルールの一例は、鬼は2人(大人の場合)、鬼以外は5分以内に缶を蹴る必要ありなど。このように動きが活発になる仕組みが導入された事で、みんな大わらわ。タッチの差で缶蹴りに失敗したり、本気に走って逃げたり。真剣な表情がある一方で笑いが絶えないひと時でした。
個人発表会 そして 修了証書授与
今年の本開校に参加のメンバーは、過去参加イベントに関して、印象深かったエピソードを振り返り、自身の物事の考え方や行動、他者や地域との関わりにどのような変化があったのかを、それぞれが発表しました。
やはり、メンバーの発表内容(エピソードや変化など)は、それぞれ視点が異なっていて新鮮でした。また発表を聞いて、お互いが一言感想をポストイットに書き発表者に手渡すことで、そこからも新たな気づきを得られた感じです。
個人発表会が終わると、いよいよ修了証書の授与式。学長さんからコミカレの各メンバーへ、また学長さんへはコミカレ発起人から授与。昨年の体験開校の時と同様に、あっと言う間に半年が過ぎた気がします。